親の愛とは

雑記

倉庫に鳥が巣を作ったことは以前ブログに書いたことです。

その続編です。

キセキレイ

胸からお腹にかけて黄色いのが特徴的なキセキレイ。

調べてみると、

 

崖のくぼみ、枝の茂み、人家の軒下などに、

枯れ草や植物の根を使った皿状の巣を持ち、

1腹4-6個の卵を産む。抱卵期間は12-14日で、主に

雌が抱卵する。

雛は11-13日で巣立ちし、その後数日で親から独立

する。(wikipediaより)

 

とありました。

確かに雛が4羽くらいいたと思います、

あれから数日が経ったある日

いつものように朝の犬の散歩中、倉庫がやけに騒がしい、

ガサガサと何か物音がします

さらに足を進めると、警戒心の強いキセキレイが私の近づいて来るしぐさをするのです。

明らかにいつもとは違う様子に

何かが起こっているみたい。

 

倉庫に入るとガサガサの音は大きくなり

その方向では小さな雛が外にでようと波板と枠の隙間で必死に外に出ようともがいているのでした。

どうやら

この様子からしてセキレイの雛が飛び立ち外に出ようとしたのに上手く外に出られず下の方へ落ちてきたらその波板の所で、

本能により明るい方をめざすが故に窓枠と波板の隙間でもがいているところを私が通った。

親鳥はそこに行かせてはならぬとして私の注意を引こうと必死に私の周りに近寄ってきたのです。

子供を守る親の思いは鳥も人間も同じなんですね。

 

どうにか助けてあげたい私

手で触ると人間の匂いにより親鳥は面倒をみないと聞いたので、触ることはしない方法を考え

窓枠近くだったことを利用してとりあえず窓を開けてみる

自家製の窓枠の為動きが悪すぎて強く引くと雛を傷つけてしないそう

外側から難しい力の入れ方でなんとか10センチを開けることが出来ました。

あとは倉庫の中からタオルを持って雛に触れないように壁を作って10センチの開窓の方へ追いやります

 

外の世界を見つけた雛鳥は一直線茂み方へ飛んで行ってしまいました。

 

親鳥は気づいていたのでしょうか?

雛を追いかけたのでしょうか?

私が知ることはもう出来ません、ただ、元気に育ってほしいと願うだけです。

 

でも、先日は4羽いたはずの雛、まだ残っているはずじゃないですか?

残った子供たちが気になるのでそっと覗くと

空っぽ・・・

狭い巣にいたから押し出されてしまったのか?

先に巣立って行ってしまったのか?

いずれにしても最後の一羽だったと思うと尚の事複雑な気持ちになりなるし

大きく育ってほしいです。

 

私は子供たちをどう育てているのでしょうか?

食べる事は問題なく大きく成長していると思いますが

心の面では親らしく寄り添えているでしょうか?

人間の親として正しく子育てが出来ているか正直自信はありません。

でも、今は年頃の年代を迎えた子供の親としてあの子たちの心は離さないよう

良い距離感で接していこうと思うところです。

 

ほんのわずかな期間の出来事でしたが、動物の懸命な子育てに心打たれて

自分達の子育てを見つめ直すことになった経験でした。

 

今回は以上。

 

 

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